リーダーに対する不信感・組織に対する不信感の考察

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私はこれまでリーダーや組織に対する不信感が少ないほうだと思ってきました。

そんな私に先日、無意識深くに眠る不信感が意識化された出来事がありましたので、今回は考察してみます。

 

プロジェクト会議での一幕


先日プロジェクトの会議にて、このような場面がありました。

リーダー「本当にmiwaさんはよくやってくれてる!いつもびっくりするんだよ、すごいなぁって。」

周りのみんな「そうそう。本当にそう!!」

私「・・・・・」(絶句)

私「(とりあえず何か言わねば・・)
あ、、そうですかね、ありがとうございます。。」

 
思い返せば、たくさんの人の前でいきなり褒められたときに、どうしていいかわからなくなることが多かったです。その反応は一体どこから来ているんだろう。

 

気持ちの動きを言語化してみる

 

もちろん嬉しくないわけではありません。

「わぁ~。そのように見てくれてたんだ。本当にありがたいなぁ。」
とは思ったんです。でもなんとなくすっきりしない。

 

あとからその気持ちの動きを意識化してみると、一つの瞬間的な考えに気づきました。

 

「本当にそう思ってるのかな?
何か意図があってわざとほめてるんじゃないか?」

これは、ほんの一瞬、0.00001秒くらいで条件反射的に走った考えです。 

 

瞬間的に思ったあとで、
「いやいや、普段のみんなの態度から考えたら本気で言ってくれてるに決まってる。ありがたく受け取らなきゃ。」
と思い直していました。

 

それが最初の場面での絶句の状況でした。だから釈然としないどぎまぎした態度で終わったんですよね。

 

建前文化が不信感を生んでいる

 

これは当たり前の反応で、そんなに問題ではないと思う方もいるかもしれません。
でも私は気持ちの流れを整理しながら「日本人はこんなに建前文化がひどいんだ」と危機感を覚えました。

 

本音を言わないことが日常茶飯事だから、疑うことも当たり前になってしまっている。

本人の前では指摘せずに、裏で噂話になっていた経験も一度や二度ではありません。

その傷ついた経験が、「だまされないぞ、何か裏があるんでしょう」と瞬間的に思わせてしまう。

 

私はこの不信感を日本人共通の病気だと思いました。

 

建前病の原因は、歴史的な経緯からも推察できます。

明治維新の文明開化からの第二次世界大戦の敗戦がありました。それを受け入れるために大きな決断があったことに思いを馳せると、不信が蔓延する建前文化にも苦しい涙を感じます。

 

組織の生産性を高めるために

 

でも残念ながらこのような状態では中途半端なチームプレイしかできません。リーダーを信頼できない、組織を信頼できない状態では、生産性が高まることはないです。

 

チームプレイを阻む不信感の根本原因とは何なのでしょうか。nTechではすべての問題の根本原因を「観点の問題」と規定しています。

 

一人ひとりの観点を持っていることは当然です。日本人共通の観点があることも当然です。でもこれが「いかに大変な問題なのか」がわかることが重要なんです。

 

次の時代に必要なチームプレイは脳を超えること

 

私は先日の一件を通して、自分のなかにも日本人共通の不信感の条件反射があることを発見しました。

逆に言うと、これを解決したら、間違いなくすごい生産性が発揮できるということです。

 

条件反射のスピード、つまり脳機能のスピードを超えたチームプレイが、次の時代をリードするんです。そう考えるとなんだかわくわくしませんか?

 

そのためには心の動きのマスターが不可欠です。

 

うーん、とっても面白いです。この課題を当面の研究テーマにして日々のプロジェクトを楽しんでいきますので、また経過報告させていただきます。

 


お読みいただきありがとうございました。

  

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Written by 

チームワークコンサルタント miwa